開催テーマ
「緑の神話 今 そして未来へ 紀州木の国から」
和歌山は、日本中に木を植えた五十猛命（いたけるのみこと）の鎮まりの地。豊かな森林に恵まれ、古来より「木の国」と呼ばれています。これまで育まれた木の文化を次代に伝えてゆくことが大切だと思います。
開催日と会場
平成２３年５月２２日（日）
式典会場 和歌山県田辺市新庄総合公園
植樹会場 県内各地で計画されています。
お手植え 森の字をかたどって天皇皇后両陛下が以下の３本をそれぞれ植樹されます。
| 天皇陛下 | |
| ウバメガシ | 和歌山県の県木。世界最高級紀州備長炭の原木です。 |
| ヒノキ | 強度・色合いに優れ、超一級建築用材の紀州材です。 |
| ナギ | 熊野三社のご神木。速玉神社には樹齢１，０００年と言われる日本最大のナギの樹があります。 |
| 皇后陛下 | |
| イチイガシ | マテバシイなどと同じく、ドングリには渋みが少なく食べられます。 |
| ヤマザクラ | 紀州権現桜は笹部新太郎桜博士が日本最高と称賛した山桜です。 |
| タブノキ | 昔、朝鮮半島から渡来した船は、すべてこのタブ材で造られていたとのこと。 |
お手蒔き お手蒔き箱へ天皇皇后両陛下が以下の２種をそれぞれ播種されます。
| 天皇陛下 | |
| コウヤマキ | 悠仁さまのお印。高野山由来です。ヒマラヤスギ、南洋スギとともに世界三大庭園樹。 |
| オガタマノキ | 常陸宮正仁親王のお印 |
| 皇后陛下 | |
| クマノミズキ | 紀伊半島熊野由来のミズキ。 |
| トガサワラ | 日本固有種。生きた化石と言われています。 |
