こがなんどない?(河西橋)(ノラニンジン)



紀ノ川の両岸は白いノラニンジン(野良人参)の花が満開です。
セイヨウミツバチコアオハナムグリアカスジカメムシがやってきてました。

そのノラニンジンの向こうに見えるのは河西橋(かせいばし)
和歌山市駅近くの西蔵前丁と北島を結ぶ全長478mの歩行者・二輪車専用橋梁です。 

河西橋(かせいばし)は石積み橋脚のレトロな風情、渡ってみると、なんやうねってるようで酔ってきそうです。
逞しい彼女とのデートスポットにいかがでしょう。そっと抱きかかえてくれるかもしれません。
こがなんどない!!「そがなんもええのら」〈和歌山牟婁弁で無理矢理ノラニンジンのノラにつなぎました〉

すれ違った自転車の女学生の二人や北島方面から渡ってきた親子連れさんは渡り慣れているのか元気です。

河西橋は元々、加太軽便鉄道(現;南海電気鉄道)の紀ノ川橋梁として1914年(大正3年)完成した橋だったようですが、
1950年(昭和25年)のジェーン台風により橋脚が損傷したため、廃橋(廃線)、
その後、歩行者や自転車・バイク専用道路橋として再利用されています。
傾いた橋脚は現在もそのまま、上流側に架け替える)計画になっています。



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