海南市内G(鈴木さんは和歌山から)

 

全国一多い姓の「鈴木さん」。その元祖といわれている鈴木屋敷。
近くの藤白神社は鈴木家の氏神さん。
ちなみに、戦国の鉄砲集団雑賀集の頭領の孫市の姓も鈴木でした。

鈴木さんのいわれは、熊野から大和へ向かう途中の神武天皇に稲をさしあげたところ、穂積という姓をもらったことから、
稲穂を積み上げたものを”すずき”と呼ばれていたので、鈴木になったとのことです。


「曲水泉」のある鈴木屋敷の庭と、書院の屋根の鬼瓦

「曲水泉(きょくすいせん)」とは、水路に沿って並べられた庭石に腰をかけ、
上流から流された杯が自分のところに来るまでに歌を作くる遊びにつかわれた庭のこと。
造られたのは鈴木家が熊野から海南にやってきて、平安時代からしばらく後の室町時代。

 
眼があ・・・!! 素でズキッとさせる鬼瓦、よく見てみると角がとれて穴になっているだけでした。
これだけだと怖いので、穴が映らない別角度からの画像も並べておきます。