荷札は要りません(アサギマダラ)
数百キロも長距離移動(渡り)をするアサギマダラ。 秋には和歌山から室戸岬を経由して南を目指すらしい。 この渡りを確認するためにマーキングをしますが、 都合のいいことに白い部分には鱗粉がないため翅に直接マジックで書き込みOKです。 (不要の荷札)
幼虫の食草は、ガガイモ科の植物ですが、オス(左画像;後翅に黒い班紋あり)は吸蜜である種のアルカロイドを摂取しないと成熟できないとのことで、若いときは,ヒヨドリバナ等の花に集まります。
秋の渡りの前には海岸に咲くツワブキの花に群がりエネルギーを蓄えるようです。 ふわふわと風に乗った飛び方。まだら模様の胴体や半透明の斑紋部分など、 独特の雰囲気を持つ風のような蝶
そのアサギマダラの風を利用して風力発電 有田市「千葉の森」にて ビュンビュンと音をたてて廻ります。 アサギマダラさんどうか巻き込まれないようにして下さい。