

白い桜、緑色の葉っぱも出ています。花弁の先が二裂でスーとした萼筒(萼のつけ根)の特徴はオオシマザクラ系かな。
萼片に鋸歯がはっきりしてれば完璧なんですが、こんなのもあるらしい。
オオシマザクラは海岸沿いに多くみられ、塩漬けしたこの葉っぱで包んだのが桜餅。
葉や花に含まれるクマリンは虫や植物の忌避物質で、防虫や根元の雑草を防いでいます。
オオシマザクラとエドヒガンが掛け合わされてできたのがソメイヨシノですが、ソメイヨシノより早く咲いて
ソメイヨシノに開花を急がせる親達です。華やかなソメイヨシノと競う必要もないということでしょうか。
そのソメイヨシノは全国各地に植えられ、下段のように白浜町の山間部の県道沿いもチョットした花見の名所となっています。
おふくろとここを通ったときに、車が花吹雪のトンネルにいたことを思い出しました。

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