ひょんなモンぶ〜らぶら(イスノキ)

イスノキの語源については、
堅い材を櫛に作ることから、日本神話の
「湯(ゆ)津津間(つつま)櫛(ぐし)」のユツに由来との説。

しかし、牧野にはこれまで正しい解釈がないと書かれている。
虫こぶをひょんの実といい、笛にして、その音からヒョンノキとも呼ばれるともある。


コックピットの椅子(イス)のような裂けた実

イスノキエダイボフクロフシアブラムシ)


携帯ストラップはイスノキです

ひょんな(奇妙な)樹である。

一年中虫こぶをくっつけているし、花も小さくていつ咲いたのかわからない。
材は堅くて、そろばんのコマにも使われたということなので、
ひょんなことはきっと計算ずくのことなのでしょうが・・・。

〈 落葉樹に突然芽吹き冬でも枯れない、そんな宿り木のことを、昔々ホヤとかヒョウと呼び、それがひょんなの語源になったらしい。〉


そして、左画像のようにするとひょんなもんをぶら下げているということになり・・・

〈ところでイギリスではクリスマスにヤドリギの下に立つ女性とは誰でもキスできるとのこと。
何か御利益ないかな???〉


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