ナスでは紛らわしいので(ハナナスビ)


 一枝で十分存在感があります。花茄子
ハナナスビ
又はハナナスとも言いますが、どちらの呼び名が正しいのでしょう。

上画像はミニナンキン(カボチャ)みたいにも見えますが、下段の品種はまさにまん丸のミニナスです。
 
ナスのことを調べてみると、奈良時代、茄子が日本に入って当初は夏に実を着けるためナツミと呼ばれたが
その”ナツミ”がナマって”ナスビ”と呼ばれたようです。
江戸時代、家康が”成す”から縁起を担いで”ナス”と呼んだとのこと。
関西では”ナスビ”、関東では”ナス”と呼ぶことが多いようです。

結論としてナスビ・ナスどちらでもいいようですが、「和歌山の花と虫」としては       
ハマナスと紛らわしいので、ハナナスビ(花茄子)と呼ぶことにしたいと思います。


下段は丸くて紅い実がナスに似て紛らわしい浜茄子(ハマナス)。
 


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