きしゅうくん( 紀州犬)

わかちか広場の紀州犬の銅像
 紀州犬は、日本狼が家畜化したといわれる紀州土着の中型犬です。
空海を高野山まで案内した犬が、オオカミと野犬との間にできた子犬だといい紀州犬の祖先かもしれません。

紀州犬がオオカミに近いといってもそれはピンと立った耳や尾っぽのことで、飼い主にはとても従順です。
勇猛で持久力があり、猟師が到着するまで猪を足止めできる優秀な猟犬。
そんな紀州犬のなかでも特に名犬と評価されたのが、古座川町産のダイ号はじめ7頭で
昭和9年に国の天然記念物に。

和歌山城公園の動物園で寝そべる紀州犬
昔は虎毛や胡麻毛もあったようですが、現在はイノシシとの誤射を防ぐため好まれるということで白毛が大部分です。
 
 紀州犬はきいちゃんのモデルです。

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