和歌山市K(がんこ)


 「がんこ親父の顔」って鬼瓦のような顔が多いように思いませんか!?
だからってわけじゃないのですが、「がんこ六三園」へ行ってきました。

「六三園」は、橋本市出身で北浜の相場師だった松井伊助が63歳(昭和3年;1928年)の祝いに完工したという屋敷。名前の由来はその年齢からのほか伊助の取引所番号が63だったからとか、6と3のカブで縁起がいいなどいろいろ言われています。
また、当時は敷地面積が6,300坪(2.1ha)あったといわれています。(現在2,000坪)

敗戦時には米軍に司令本部として一時接収されたが、1952年に和歌山銀行尾藤家が買収して高級日本料理店に、その後2006年に現在の「がんこ六三園」となっています。

がんこフードサービスの創始者で現会長の小嶋淳司(あつし)さんは、朝来駅前の上富田町出身、
店名のがんこは、学生時代のあだ名からつけられたそうです。
むか〜し、小嶋さんと中学で同級生だったという私の先輩と一緒に大阪でお会いしたことがありましたが、こんなにすごい人だったとは・・・。
 


ライオンの石像は伊助が大阪中之島の難波橋のたもとに寄贈した天岡金一作の4頭のライオンの兄弟。
玄関の右に見える槇は樹齢800年

 
玄関前で水に打たれる鬼瓦を発見!!
ずいぶん頑張っているみたい。
がんこすぎてコケむしていました。