鞆渕八幡神社(3本角)


紀の川市鞆渕にある「鞆渕八幡神社」
境内にある本瓦葺きの大日堂は国の重文室町時代前期の建造物とのことですが、屋根は最近葺き替えたのでしょう。その屋根の鬼瓦には3本の角。
頭襟(ときん)にしては尖っているから間違いなく角のようです。

    
本殿も室町期のものでこちらは檜皮葺(国重文)。  本殿裏の杉の中には杉皮を採った跡なのか等間隔の輪が見えました。


境内には特に大きなスギの大木が3本あります。


止め木(手荒い舎の横)       胴回り5.1m高さ20m
中の木(鳥居の下)          胴回り5.1m高さ23m
下の木(階段と車道の交差点の上)胴回り5.2m高さ25m

と呼ばれ、「八幡神社の杉」として紀の川市指定自然保存木〈平成9年4月24日指定〉との説明板がありました。


この画像は下の木


タラヨウの大木も・・・・。
この太さはけっこうスゴイとおもわれますが、無指定。
電灯線が結わえ付けられ、肩書きも大切だってことがわかります。