了賢寺(下ンに居てた)


了賢寺は本願寺第8代宗主蓮如上人の弟子となった了賢が文明8年(1476年)が開創。
了賢寺は、冷水御坊とも呼ばれます。
戦国動乱信長の時代、紀州の浄土真宗道場は黒江御坊(浄國寺)、和歌浦(秋葉山)、そして鷺の森(西本願寺別院)へと移ります。

  
門をくぐるととたんに鬼瓦が目に

  
左手にある釣り鐘堂の鬼達です。

本堂の棟の鬼瓦はベールをかぶっています。
おそらく経の巻タイプの大きな鬼瓦でしょう。
「ひと〜つ、人の世の生き血をすすり、ふたつ不埒な悪行三昧、み〜つ醜い浮き世の鬼を、退治てくれよう」高橋英樹演じる桃太郎侍のシーンを思い出させます。

鳩の鬼瓦


本堂右手に「御手植の樹」と立て札
樹名は「紫檀」となっていますが、どうみても太〜くて立派なハマヒサカキ
しかし、立て札のホントの意味がわかりました。その「下ん」になんと鬼瓦が置かれていました。

  
その鬼瓦は古くて上塗りが剥がれてるのか、最近までベールを被っていたのか、ずいぶん色白