紀の川市名手市場紀州藩「名手宿本陣」〈国重要文化財〉
妹背家は大和街道沿いにあり、紀州藩主の参勤交代や鷹狩りのときに、宿舎であったことから本陣と呼ばれた。
なお、妹背家は華岡青州の妻「加恵」の実家です。
案内板の前のマンダラゲ(チョウセンアサガオ)はその麻酔薬に使われた植物です。
この南倉は主屋と同時期の建設
寛永20年(1643年)の棟札が打ち付けられている
この一階は主屋が本陣として利用されたとき妹背家の人々が一時的にここに移ったとのことです。
宝暦元年(1751年)に茅葺きのものを瓦葺きにしたとのことで、
その後に改修がされた時の古い瓦かと思われるものが展示されていました。
鬼面は現在の屋根の上のと全く作風が違って、ここのものかどうが疑問がありますが・・・。
平桟瓦
現在、屋根の上の鬼瓦です。
米倉(北倉)は寛永11年(1634年)の棟札があるとのことで、
その前の米搗きと、下段はその屋根の鬼瓦。
溶けかかった様子からその時のままかもしれない。
へっついさんとつるべ付きの井戸
「引き札」;現在のチラシ広告のことで、お客さんを引く札ということで、得意先に配ったもの。 |