歓喜(踊る鬼さん)


当地生まれの鎌倉時代の高僧明恵(華厳宗)の弟が再興したという有田川町「歓喜寺」

下品(げぼん)堂は延宝2年(1674年)建立、それだけでも古いのですが前身建物の鎌倉時代の鬼瓦が使われているとのことです。
                                   〈和歌山県県指定文化財〉
今は新しい本堂の鬼瓦(たぶんこれは1985年頃のもの)
前身の鬼瓦は寛永13年(1800年)瓦屋仁助作という古い鬼瓦は小さな小屋に保存されていました。


半菊のような紋様は湯浅氏(明恵上人の母は湯浅宗重の四女)との関係を表しているのでしょうか?

本堂の横に立て札?この石段を登れということらしい。
上品堂には明恵上人坐像が安置されているとのことです。

鬼さん上機嫌(歓喜)で踊っていました。

釣り鐘の上の鬼さんも年期ものみたい。