浄念寺(熨斗瓦の圧力)

   
有田市宮原の「浄念寺」 山門から鬼のお出迎えです。
  
立つ波の鬼瓦、そして左右のシャチホコとシャチホコの間には、波をあしらった面斗瓦で飾られ丁寧な造りです。

  
本堂にもたくさんの鬼面がのっています。
瓦は風雨に晒され、傷みも見られますが、そのことで風格が漂っています。



熨斗瓦(のしがわら)は何枚も重ねられ、すごい圧力が感じられます。


釣り鐘堂の屋根にはシャチホコが、鬼瓦は猪の目の中央に10枚の花弁の菊輪

         
山門を入ってすぐ左横に標柱が建てられ、それには”昭和28年7月18日の洪水がここまで来た”と記されていました。
打ち出の小槌雁振瓦の上です。