常行寺(ビャクシンは鬼の倍)

和歌山市加太「常行寺」
山門の棟瓦に文字が書かれています。
   瓦師泉谷七兵衛
  明和二年(1765年)乙酉普請
2015年−1765年=250年・・・全く傷んでいません

 
釣り鐘堂の鬼面も作風が似ています。
 
 
細やかな作風の本堂の獅子
そして、鬼面はやはり山門と似ているように思えます。
 

境内の大きな樹は、県指定天然記念物の常行寺のビャクシン
半分以上が樹皮を失いジンとなっていることでより迫力を感じます。
樹齢が約400年ということは、鬼瓦の倍ちかい昔と言うことになりますか。
鬼瓦もあと150年も経つと一部がジンになるかもしれませんね。
 

薬師堂の屋根の文字瓦「金」 いいですね。