慈尊院(おっぱい絵馬)


高野山は母といえども女人禁制だったため、空海の母(阿刀氏;玉依御前)が暮らしたお寺。
その母が熱心に信仰していた本尊の弥勒菩薩(別名を慈尊)に入滅後化身したということから「慈尊院」(女人高野)と呼ばれるとのことです。
空海は母に会うため月に9度訪ねたということで、九度山という地名になったとも聞きます。もちろんその道のりは高野山町石道です。

弘法大師が本尊として祀られる「大師堂(護摩堂)」

  
左手隅に映る小坊主の案内で境内と釣り鐘堂と東側の山門です。


寺を囲う築地塀(県指定文化財)と西側山門の上で睨みをきかす鬼達

残念ながらこのたび多宝塔は修理中。


弥勒堂(国重文)の前にたくさんのおっぱいが・・・
子授け、安産、育児、授乳、良縁などを願って、乳房型絵馬が奉納されたものでした。