道成寺(安珍と清姫)


「安珍と清姫」の話で有名な「道成寺」は、日高郡日高川町(旧川辺町)にあります。
天宝元年(701年)創建された和歌山県最古のお寺
仁王門の横に文武天皇とその妻宮子の碑が建っています。

 



石段に注目ということで62段という石段を撮ってきました。
写真の撮り方なのか上から見た方が傾斜がきつく短く見えるようで、不思議返しTです。



参道は直線じゃないすね。不思議返しUです。

 

仁王門をくぐると正面に本堂
赤土の固められた上に束石が見えて、その上に柱が載っています。
そして、屋根には鬼面が見えます。




左端の3本角は判るのですが、他は角か髪がわかりません。
それと、作成年が掘られていますが、天授では実際何年なのかわかりません。

 同じじゃなさそう!! 3本と2本?なのかな。
           これスゲー発見!!

平成50年じゃ無理むり!! 不思議返しV


三重塔の前は安珍の墓


三重塔の軒先の鬼面を同じ位置から撮りました。
鬼の頭が黄色いのは、清姫が安珍を焼き殺した時の炎の名残ではなくて、ローソク苔の仲間が着いてるのかな。


歌舞伎役者「中村富十郎」の碑、家紋は鷹の羽八ツ矢車
初代中村富十郎は初代芳澤あやめ(日高川町旧中津村の出身)の三男

「渡部恒三」代議士とは、あの会津弁の民主党の重鎮




道成寺縁起絵巻では、鐘(金)は天下の回り物という落ちがつきます。 

 



閻魔廰(十王堂)・・・エンマ帳?
閻魔様は一体何を収めているのでしょう?


大宝殿は新しくて昭和53年の建物です。
中には(拝館料600円)、たくさん(二十数体)の国宝仏が待っています。
また、ここへ続く講堂には歌舞伎や能の衣装なども飾られていて、日本唯一という「絵とき説法」を聞くことができます。


鬼面に掘られているのは寄進された方の名前

 






庫裡の方まで覗かせていただきました。
家紋はカタバミですね。



袋の鬼瓦、鬼面はここが一番古そうです。制作者と製造月日が掘ってればいいのに・・・。