ツートーン(ニトベエダシャク)

秋遅くに出現するニトベエダシャクの幼虫は春にしかみることができません。
ニトベエダシャクの幼虫が
5月上・中旬に老熟して土中に入り蛹化、11月中・下旬に年1回だけの羽化というサイクルのためです。

 成虫の翅もツートーンでどちらの色が春でどちらが秋かはわからないが、羽化サイクルを思わせる特異な模様です。

秋だけにしか見られないなんて言うけれど、春にも見かけたという人もいるかもしれません。
似てるのがいるんです。私も最初はダマされました。

〈右画像はシラクモアツバ〉

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