耳鳴り(クビキリギス)

草原や茂みで鳴く虫を秋の虫なんていいますが、クビキリギスは成虫で越冬し、春早い4月の宵からジーンという耳鳴りのような高い大きな声で啼きます。

〈食らいついたら首がちぎれても離さないというクビキリギスの由来はチョット怖い〉

みかけてから2〜3日後に鳴きだしたから、
鳴いていたのはきっとコイツ。
クビキリと言ったってリストラも大丈夫。市内の僅かな庭木の間でも生活できる強いやつです。
〈緑色の他に茶もあり、右画像は茶タイプの幼態〉

クビキリギスほど顔が三角に尖っていないだけで、よく似ているのはクサキリ

こっちは、堤防など草がいくらか多いところが好きなよう。クビキリギスがあまり鳴かなくなる秋に出てきます。鳴き声はジーーーーっと同じようですがチョット小さめ。
〈もちろん緑色タイプもございます〉

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