
日高川沿いに県道御坊美山線を上り、越方橋を渡ると、下流側の下越方集落と上流側の龍神へ行く道に分かれます。
真っ直ぐ正面にはどーんと絶壁に突き当たって進めません。
昔の歩道はたぶんほぼ真っ直ぐのルートで登っていたのでしょう。いまでもそれをやっているのがテイカカズラ

テイカカズラは、巻き付いて伸びるのじゃなくてへばり付いて伸びるので
岩の絶壁でも登坂可能です。
私ン家ではブロック壁を登っています。
ところで越方橋を渡ったあと右へ向かうと不思議な感覚に襲われます。
日高川上流になる龍神を目指しているはずなのに、車は川を下る方向に右折します。
日高川に沿って上る途中に越方橋を渡ったのは
大きく湾曲した日高川をショートカットして上流に向かう国道424号線に入るためで、
尾根を越えると左側に再び日高川をみながら走ることになるので安心します。
全く私の勝手で未確認ですが、このショートカットが越方という地名の由来でしょうか?
お陰様でずいぶん距離を稼げましたが、迂回分の標高差が絶壁の種明かしです。
〈この標高差を利用した越方発電所も撮ってくればよかったかな〉
それにしてもテイカカズラはショートカットしてどこへ行こうとしてるのでしょうか。
絶壁を登ったってやっぱり日高川なのにネ

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