シャクな味(シャクヤク)

  
畑一面のシャクヤクは出荷用です。切り花ではなくて根を乾燥し鎮静、鎮痛剤として漢方で使われます。
赤芍、白芍とかいいますが、これは花色の区別じゃなくて、
外皮を付けたまま乾燥したものを赤芍、外皮を除いたものを白芍と区別するようです。

シャクヤクの名前は漢方の芍薬を音読みしたもので、芍は味が良いという意味らしい。
だからシャクな味は馬から落ちて落馬したと同じこと。
シャクですね〜!! でいいんですね。
〈シャクに触るとか癇癪(かんしゃく)のシャクとは違うシャクですね〉


こちらは有田川町の庭先に咲くヤマシャクヤク
近くの山中で採取とのことです。
私にとっては20年ほど前の龍神での巡り会い以来でした。

その立ち姿は粋な味です。
シャクですね〜!!

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