三鈷杵(スラッシュマツ)

カリビアマツともいわれるアメリカ原産のスラッシュマツ
樹脂が多くマツノザイセンチュウ(松くい虫)に強いため、昭和40年代にクロマツの代用として植えられたこともありましたが、材が柔らかすぎることからその後あまり植えられませんでした。

風にも強くないようで枝が落ちてました。

スラッシュマツの松ボックリにはトゲが・・・。
そのトゲは実の小さい若い時の方が大きく見えます。

そして、大きな松ボックリの中にはオタマジャクシのような種子が出てきます。


若い松ぼっくり

トゲ

種子
 
スラッシュマツと同じ三出葉といえば高野山の三鈷の松ですが、こちらは二出葉に三出葉が混じっています。
空海が唐から帰る船上で、「ふさわしい地へいくように・・・」と投げた仏具の三鈷杵(さんこしょ)が
引っかかっていたという高野山の三鈷の松です。
〈ところで松葉の根元の茶色の部分、これって枝らしいです。〉

右画像は松(アカマツ)の発芽の画像がですが、三鈷杵(さんこしょ)そっくりです。

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