松ぼっくり(マツ)
一つの個体に雌と雄の両性の要素を持つ植物を雌雄同株といいます。 梅や桜のように、一つの花に雄しべと雌しべが付いているものと、 松のように雄花と雌花が分かれているものもあります。 マツの雌花の出始めは赤い玉、や緑の玉。 そしてそれはやがて松ぼっくりの姿になってゆきます。
マツの雄花はツクシが集まったようなぼんぼりで、やがて松ぼっくりにはなれずボロボロに散ってゆきます。 雌雄同株じゃなく、雌雄が別々の個体を雌雄異株といいます。 ヤマモモなんかがそうですが、いつまでたっても実がならないのは雄株でしょう。
松ぼっくりでクロマツとアカマツを見分けるのは平行四辺形か五角形かを見比べることですが、 アイアカ、アイグロと混っていることが多くわかりにくい。