
シナアブラギリはアブラギリよりも花や実が大きいので
オオアブラギリとも呼ばれます。
樹体いっぱいにパラソルを開いたように咲く白い花は、遠くからでもよく目立ち
カサ(傘)ブランカのような豪華な感じ。
果実は毒があるため食用にはなりませんが、この実から採れる油は空気に触れると酸化し固化する乾性油なので
和紙にしみ込ませ和傘や提灯、雨カッパなどに。

花にはハナムグリがやってきて受粉を助けています。 4個または3個の果が入ってそうです。

シナアブラギリの葉っぱの切れ込みは樹齢が増すと丸くなるようです。
葉っぱの付け根の2つのアズキは密線で、この蜜線に柄があれば和歌山ではあまり見かけないアブラギリです。

パラソルの花は2種類、左の雌花と右の雄花です。
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