コケティッシュな香り(ササユリ)


 
葉っぱがササに似たササユリ。和歌山では山に咲くのでトッショリはヤマユリと呼ぶが、
ヤマユリのように花弁に班点が入らないのでヤマユリとはチャイます。

ササユリにはその薄ピンクの無垢の花の姿から想像できないような百合独特の香りが強く、
梅雨の時期の紀州に、コケティッシュ甘い香りが漂います。
 
赤褐色の花粉が左画像ではうまく雌しべに付いているようです。

左画像では下の方の花弁にもついています。
山から持ち帰ろうと車の座席に置いたら黄色の花粉が付いて大変
濡れティッシュで拭き取らなきゃ!

タカサゴユリでは苦くて失敗しましたが、このユリ根は甘いので食べられそうです。
しかし、イノシシさんもよく知っているのでずいぶん少なくなりました。


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