もしかして見られた!?(オトギリソウ)


事件発生です!! オトギリソウ(弟or斬り草”)!?

鷹狩りが盛んだった平安時代のこと、                                    
怪我をした鷹の治療のための秘薬、その原料の秘密を漏らしてしまった弟。
兄がその弟を斬り殺してしまったという話がこの草名の由来。
弟斬り草、夫斬り草  どちらにしても怖い話です。

オトギリソウは止血、鎮痛の妙薬だというから、皮肉な名前が付けられたものです。
返り血だといわれる葉っぱの油点はヒペリシンという物質で、これを摂取した後で日光に当たると皮膚炎になるとのことです。

そうゆうことならもしかしたら・・・〈和歌山の花と虫が推測〉・・・・・                               
見つからないはずの室内の大麻栽培が必ずバレルのと同じように                  
薬草(オトギリソウ)の栽培や乾燥をだれかに全くみられないようにするなんてことは無理。
何かの拍子に弟がこのヒペリシンを摂取してしまい皮膚炎なっていて、
これを見た人が斬られたかと勘違いしたってことも考えられます。


オトギリソウは止血、鎮痛の妙薬

 


遠近感幻惑
上に行くほど小さくなる葉


返り血だという油点は葉っぱ全体に散らばって見えます。

左画像はシナノオトギリ          
             
葉っぱ全体に油点が点在する通常のオトギリソウに比べて
こちらは油点が葉っぱの周囲に集まっています。

油点を返り血だという説は話が拡がりますが、     
弟が斬られる前は油点が無かったということになり、
通常のオトギリソウとシナノオトギリの区別は難しいものになります。


ホオズキのような実を着けるのはコボウズオトギリ、赤い実が血のように見えませんか!?〈怖ッ〉
  

弟や夫だけじゃなくて妻も切られるのかという
画像も添付しておきます


ツマキリエダシャクのツマキリは
前翅の先(ツマ)がちょっと折れ曲がっていることから・・・。

オトギリソウの仲間で大きな花を付けるトモエソウは初夏の林道脇で見かける花です。
油点はあまり見えないようです。
これだと油点のヒペリシンが少なそうで、弟も夫も妻も切られたと勘違いされることはなさそうです。
 


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