和歌浦せんべい(ノキシノブ)


ノキシノブ

葉裏のせんべい


シダには葉っぱに切れ込みのない仲間もいます。
どれも同じようで、違いは大きさくらいかなっておもっていたけれど、
葉裏をみると煎餅団子(胞子)の付き方に特徴がありそうです。
ノキシノブは大きなま〜るい煎餅です。

丸い形の和歌浦せんべいは和歌浦観光が盛んだった大正時代に誕生したようですが、現在製造してるのは2軒だけ、
私の好みは香ばしさで”鷹屋”、ボリュームで”きこり”です。


和歌浦せんべい
〈鷹屋製ときこり製〉

和歌浦せんべい〈駿河屋製〉


マメヅタ

マメヅタは葉裏いっぱいに胞子をつけています。ヒトツバは胞子を付ける葉と付けない葉があります。そして葉の付き方はちょっと疎


ヒトツバ


タカノハウラボシ

黒い針金のような葉柄を持つタカノハウラボシ
ノキシノブのようだけどちゃ〜んと区分けができてます。


葉脈で囲われたせんべい


ヘラシダ

太めのノキシノブみたいなヘラシダの胞子は横長でした。


丸くな〜い


サジラン

サジランイワヤナギシダもヘラシダと同じような横長です。


イワヤナギシダ

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