いずこで(ハチジョウシダ)

大きなシダで丈が2メートル程にもなる
オオバノハチジョウシダ。

明るい沢沿いに群生しています。
皮質の葉っぱのため、南海のヤシの葉陰のような印象を受けます。

〈8畳ほどの広さで群生していましたが、名前の由来は伊豆八丈島で最初に発見されたため〉

オオバノハチジョウシダより少し小型の(でも大きい)
ハチジョウシダ
最下羽片だけが外側に出て、葉のふちが内側に曲がっています。
白い実が目だつイズセンリョウ(伊豆千両)も伊豆の名ですが、ハチジョウシダと同じように和歌山の山中では普通に見られます。
〈北条政子と源頼朝に縁の深い熱海の伊豆山神社に多いからとのことです。〉
また、センリョウと付いてますが葉が互生で「センリョウ科ではなく
サクラソウ科と言うことでなんとも紛らわしい名前です。

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