黒さは一番(ニセクロナマコ)

天神崎             
〈ナショナルトラスト運動第1号〉
でみつけた黒い物体。


真っ黒のニセクロナマコ
和歌山付近が北限らしい

 

〈天神崎 ; 21haの岩礁部は干潮時に顔を出します。〉

ニセクロナマコがニセじゃないクロナマコと違う点は、
体に泥や砂をまとわないことや、刺激により粘着性の白い糸を吐き出すキュビエ器官を持つこと。
それより、クロナマコはニセよりさらに熱帯性で、
このへんにはいないようです。

ニセは砂粒を付けないことで清潔好きと言えるかもしれませんが、ナマコの中では唯一有毒。

〈勝手にクロナマコと勘違いした誰かがニセというのは、最も黒いニセクロナマコが可愛そう〉

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