うわあ!!這ってる!!(マダニ)

「うわあ!!這ってる!!」慌てなくて大丈夫です。
 たまにズボンの裾などに付けてくる土産ですが、咬着行動に移るまでしばらくは這っているだけです。
ハイキングから帰ったら払い落としてください。

 画像はツツガムシ病(リケッチア)やライム病(スピロヘータ)を伝播する
ツツガムシと同じ仲間のマダニです。
犬などに咬着し、小豆大のホクロになっていることもあります。
人間にも咬着するので注意が必要です。


  
和歌山でゴソダニともカモシカマダニとも呼ばれる7mm程もある最大級のマダニです。
素早い行動(歩くのが速い)をし、ズボン等の上からでも噛みつき、咬まれるととてもかゆいと言われます。
フタトゲチマダニだとおもわれますが、中央の画像は腹側から撮ったものですが、吸血前は腹ぺちゃ
〈なおマダニにはマムシにも吸着するというタカサゴキララマダニというマダニもいてるので大変!?〉

 最近、ツツガムシ病が発生しているという話を聞きました。
暖冬や熊野古道を歩くハイカーが増えたためとのことです。
抗生物質の投与で治るので、
山や草むらに入った後高熱がでるようだと一度病院に行くのがよさそうです。

 右画像のダニは吸血後なのかマンマルになっています。
脚のトゲトゲがハッキリ写ってツツガムシじゃないみたいです。
               〈ムギダニの仲間か?〉

赤いダニはハマベノタカラダニ
浜辺から遠いのにいてるやないかというとそれはカベアナタカラダニ
年に一度春のGW頃に大発生し、みんなに気持ちわる柄れます。
主に花粉や有機物を拾って食べるというダニで、食いついたり刺したりしないため
あまり嫌わなくてもよさそうです。
 ただ、幼体時にセミやクモに吸着することがあり、赤い粒がくっつくセミを見て、宝物を抱えているようだとのことでこの名が付いたといわれます。 〈左画像;枯れ葉の下に隠れていたアカケダニ!?〉

スッポンタケのページへ       シモングモのページへ