庁舎樹木クイズ09解説

答えはイエスです。

木目が美しく、磨くと光沢を生じることから「けやしき木」と呼ばれ、
けやけきき→けやけき→けやき になったといいます。

ケヤキは堅くて摩耗にも強いので、家具建具や、神社仏閣等の建築用材としても使われます。
しかし、伐採してから乾燥するまで大きく反りが入るので、何年もかけて乾燥させないと使えません。
特に大黒柱に大木を使った場合には、家を動かすほど反ることがあるといいます。
また、ケヤキは中心部の赤身と言われる部分が主に使われ、
周囲の白太は捨てられるので、よほど大きな原木でないと柱は採れません。
駐車場の
ケヤキで庁舎を建てることはないとおもいますが、
その時には木目が美しく、素直で、強度があり、しかも安価な
紀州材のスギ・ヒノキを使う方がよさそうです。