近いうち_A05


答えは「イエス」です。

                                                           
最盛期には集積地の海南市までシュロを運搬するために野上鉄道が設立されたというくらいの生産量を誇り、
紀州(和歌山)の重要な産物でした。
  
葉っぱの先がピンとしてるのが唐(トウ)ジュロ、折れているのが和(ワ)ジュロ
トウジュロは弘法太子が中国から持ち帰り、野上谷に播いたと言われています。

現在、シュロはその皮を採取されることはありませんが、
道路脇などに残るシュロの樹は有田川奥地山村の独特な風情を醸し出しています。