卒業(解説) 03


 
瓦が一般民家で使われるようになったのは、江戸の街の火事の多さに頭を痛めた幕府が推奨したことからと言います。
その瓦屋根には厄払いや招福のための鬼瓦をのせますが、
その厄の一つ
火難を防ぐため、雲をデザインした鬼瓦が多く使われています。
これを最も明確にしたのがこの
水の鬼瓦ということになるのでしょう。
だから、有田以外の地でも水の瓦を見ることがあります。

ということで、干ばつの時に雨が・・との想いもあるのかもしれませんが・・・

干ばつ対策ではなさそうなので答えはノーです。