卒業(解説) 02

答えは「イエス」です。

  

紀三井寺の山門の前にこんな看板がたっています。紀伊国屋文左衛門の結婚と出世の秘密
結縁坂(けちえんざか)
と呼ばれる231段の急な石段のいわれについて。

 「紀ノ国屋文左衛門が、母を背負って紀三井寺の表坂を登り、観音様にお詣りしていたところ、
草履の鼻緒が切れてしまいます。
困っていた文左衛門を見かけて、鼻緒をすげ替えてくれたのが、
和歌浦湾、玉津島神社の宮司の娘「おかよ」でした。
 これがきっかけで、文左衛門とおかよの二人は結ばれ、
 後に、文左衛門は宮司の出資金によって船を仕立て、江戸へミカンや材木を運びます。」