涼 風(京うちわ)


京うちわをしっていますか?

柄を後で取り付ける、挿柄という方法でつくられる”うちわ”です。

古く南北朝時代、朝鮮うちわが紀州から大和を経て、京都の貴族に伝わったのが始まりとのことです。
阪神ターガースを応援したり、蚊を追っ払うのに使う”うちわ”と違って、
そのデザインや木で作られた柄の美しさは、それだけで涼風を送ってくれます。

田辺市の坂本木工所では代々紀州材を素材にその美しい柄を作り続けています。
また、職人芸の旦那さんとアイデア豊かな奥さんが、端材を使ってお品書きにも使えそうなテーブル名札などを試作中です。

「いいもんみっけ!!」第5号です。


スギ(紀州材)で作った名札