第3問解説

答えは「ノ−」です。鬼は現実にはいません。




有田市宮原町東の「円満寺」の参道に、樹齢約700年といわれるビャクシンの樹があります。

   

ビャクシン大木の下をとおり、向こうのお寺の屋根を見上げると、
雷が帯電しているかのような黄色く輝く鬼瓦を見つけることができます。
   
そして、釣り鐘堂の上にはまるで雷が太鼓を叩いているような鬼瓦もあるのです。

しかも、この釣り鐘堂には釣り鐘がありません。雷がおヘソと間違えて持っていったんじゃないかと思われます。

  もちろん、実際には雷は降りてきませんし、釣り鐘も持って行ってはいません。
鬼瓦の黄色に輝く鬼瓦は蘚苔類が着生したものです。