たれ流し(ツマグロヨコバイ)


ツマグロヨコバイ

ちょっと大きな網戸の眼ならするっと入ってくる5mm前後の大きさのツマグロヨコバイ。
羽の端が黒いのは♂だけで、♀は緑色
写真を撮ろうと近づくと、カニ歩きで葉っぱの裏に隠れます。ツマグロヨコバイは稲の茎葉や穂を吸汁する害虫で、一日あたり体重の20〜50倍の吸汁量。だからおしっこの量も半端なもんじゃありません。稲は実りが悪くなるだけでなく、萎縮病等のウイルスを媒介されたり、おしっこをかけられた葉や穂はスス病にかかって真っ黒になることがあります。
〈左下は目が緑のオオヨコバイ〉

〈最近の田んぼの稲はツマグロヨコバイも少ないし、消毒が行き届いてキレイです〉


オオヨコバイ

ヨコバイはセミに近い仲間、たくさんの種類がありそうです。

 ツマグロオオヨコバイは体長が約1cm前後と大きいことと胸に黒い★が散らばってます。
 
そして、標本にすると右画像のように緑色が黄色く変わります。


ツマグロオオヨコバイ


ツマグロオオヨコバイ(標本)

ホシヨコバイは羽の真ん中辺に白い☆が見えます。
ベニキジラミ
は紅色、
マダラヨコバイ
はゴマが振り掛けられたような黒い点々がちりばめられていますが、種類が多く、正確な名前はわかりません。
(だれかHELP!!


ホシヨコバイ

ベニキジラミ

マダラヨコバイ

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