Uさんの災難(セグロアシナガバチ)
暑さから体温を下げるための吸水 フタモンアシナガバチに煮ていますが体長が26mmと大きい
蛾の幼虫(イモムシ)を捕まえ、肉団子して巣に運びます
庭木の松にセグロアシナガバチの大きな巣を見つけたのは、Uさん。 Uさんが庭木の手入れのため左手を伸ばしたところにこんな大きな巣がありました。 もちろんUさんの左手が無事のはずがなく、子供用グローブをはめたように腫れ上がってしまいました。 ハチが人を刺すのは、たくさんの子供が育つ巣を守るため、刺すのはメスのハチだけです。 Uさんはメスを刺激するというタブーを犯しました。
Uさんの逆襲間近の巣
外的から巣を守るため毒針を使うセグロアシナガバチですが、 知らないうちに巣が乗っ取られるということもあります。 下段は蛾に卵を産まれて侵入され、 自分の卵や幼虫が蛾の幼虫になってしまったという巣です。
〈なお、右画像は、ヤドリバチじゃなく、Uさんの反撃で乗っ取られた巣、Uさんの左手は刺されて4日後〉
寄生蛾のフンが詰まった蜂の巣
寄生蛾(ウスムラサキシマメイガ)の幼虫
その後、手の腫れがひいたUさんによって、蜂の巣が素敵なオブジェに変身です。 セミの抜け殻やミノムシまでいて、巣には蜂もいますが、もう怖くありません。、