昆虫学者「ファーブル」が研究したタマオシコガネ（別名、フンコロガシ）の仲間は、動物のフンを食べるので一般に糞虫と呼ばれています。
日本の糞虫の仲間はフンを転がすことはないとうですが、カドマルエンマコガネはゴルフ場のキャディ帽をかぶったような頭をしています。コイツなら玉を転がしてくれるかもと期待してしまいます。
このような鼻先や太い前肢（前足）は、フンの中にもぐりこんだり、おいしそうな部分をかきとったりするのに都合がいいのかもしれません。
　艶々と美しいこのカドマルエンマコガネはどうやら雄のようです。