ちょんまげ(イシノミ)

 
和歌山城は、天昇13年(1585)に紀州を統一した豊臣秀吉が弟の秀長に築らせた城。
5代藩主は、享保の改革(倹約令・新田の開発・目安箱・足高の制など)で有名暴れん坊将軍」第8代将軍徳川吉宗

 その頃にも、和歌山城にきっといた侍達が落としたちょんまげのようなイシノミ。無変態で羽がない。羽の痕跡もない。羽を持つ以前の頃の昆虫の姿のまま、羽もないのに触るとピョ〜ンと飛ぶから石蚤と呼ばれてる。

〈石垣の不思議@刻印〉和歌山場内の刻印のある石垣は浅野幸長が城主だった(1600〜1619年)に修築された石垣にしか見られないとのこと。何を目的にしたものか解らないようです。
    

〈石垣の不思議A転用石〉築城当時(秀吉の時代)は各地で城が造られたため、石も不足していました。そのため石垣用に切り出したものではない雑石もつまれています、中には寺院の墓石などもあり、それは見せしめに使われたともいわれています。
画像は石垣から和歌山城がはみ出したような「石落とし」のあるちょうど下の部分にある墓石。
 

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