日の丸弁当(ツルウメモドキ)

 ご飯を押し込んで詰めた弁当箱の真ん中に梅干しをひとつ。(横の方に目刺しが入っていたかどうかは覚えていないが、)父の帰りが早かった時などはこの残り物を食べさせてもらうのがうれしかった。(山仕事に出かける父達は、昼飯を全て食べないでひとくち残しておき、夕方疲れがひどいときにダリ(餓鬼)がいたと言ってこれを食べる習慣があった)

梅干しは酸っぱいだけだけれど、ご飯に移った梅干しの汁が甘いのはなぜなんだろう。

 ツルウメモドキ(上画像、左画像)やウメモドキ(右画像)は葉っぱが梅の葉に似ているからそう呼ばれると言われていますが、それ以上に秋の実は全しく梅干しそのものです。

 和歌山:南部(16年秋に合併しみなべ町)の梅林の見頃は2月初め頃ですが、
それに先駆けて黄色のロウバイオウバイの梅の花が今(1月)から咲いてます。


ロウバイ


オウバイ

フユイチゴのページへ       チョウセンアサガオのページへ