たくましそうです・・・(ミヤマトベラ)

 
ビッシリ着いた白い花はあまり開いてなく、閉鎖しているように見えるので自家受粉でしょうか。
スギの樹下なのにたくさん結実しています。昆虫は不要なのかもしれません。

花の数よりはすくなくなりましたが、細い緑がふくらんできました。。。。


黒くなった実を剥いてみると、黒い落花生(ピーナッツ)
葉っぱからも想像できましたが、マメ科です。
 欠けた葉っぱは虫害でしょうか?
ムラサキシジミはアラカシなどのブナ科がホストだと思いますが、
マメ科のミヤマトベラの照り葉が似てて間違えたのかも?

ミヤマトベラは少なくなっているようで、絶滅危惧種、たくさんの種子を着けるのに発芽率が悪いのかもしれません。
夏の終わり頃、試しに種子を取り蒔きしてみました。

そんなことを忘れてた翌春、棚から落ちる水で、浮き上がった種子、ナメクジに食べられて先のない芽。。。

ところが、なんという生命力でしょう。再びたくさんの芽が伸びてきています。やがて葉っぱも開いてきました。
新芽を食べられてもまた芽を伸ばす高級食材の豆苗(トウミョウ)と同じだなんて・・・!!
 

そして2年が過ぎ、3年目には花が咲きました。 
 
ヤマトシジミがやってきてました。


根っこを見てみると地際が膨らんで栄養根になっています。けっこう環境変化について行けそうな気がしますが・・・。
しかし、これは自然界ではイノシシなどケモノ達にとってビールのいい肴(アテ)かもしれません。
    
ところで根っこに変なもんがくっついてます。マメ科植物と共生する根粒菌です。

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