脈ありそうですか?(ミヤコグサ)

ミヤコグサの名の由来については諸説いろいろ・・。

今はどこの道端でも見かけますが、昔は都にしか見れなかった花とのこと。
〈都は奈良の都という説と、京の都(京都都市東山区との説があります。〉

 また、細長い枝はよく分岐し、これを血管に見立てて脈根草(ミャクコングサ)からとの説もあります。
〈こっちの説は解剖学的で面白いが脈が希薄そうです。〉

マメ科の花は、どれも烏帽子(えぼし)によく似てるのですが、
特にミヤコグサは際だって濃黄の烏帽子が目立ちます。
そのため、エボシグサともいわれますが、

和歌山の花と虫的には、単にこの烏帽子から都の貴族を連想して
ミヤコグサとなったと考えれる方が脈がありそうと思ってます・・・。

虫に喰われたのか中世ヨーロッパの貴婦人のように見える花もありました。
また別の名前を考えたくなりました。


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