ちょろっ(コブシ)

 千昌夫の「北国の春」が頭にあるので、南国の和歌山ではコブシは見られないと思っていましたが、
庭木として植えられてました。
 和歌山の山中に咲くタムシバとは、右画像のように蕾の横に緑の一枚葉がちょろっと出るところで区別できます。
 また、ハクモクレンとは花が横を向いて咲くことで区別できます。

 
秋にはチョロッと赤い実となり、そして
赤くなった実は房ごと地面に落ちてしまいます。

〈この形から拳(コブシ)と言われます〉
コブシの実って奇妙な形をして下画像のケンポナシにも似ています。
 
ケンポナシ(=果柄(かへい)は梨のような味で、少し甘味があります。
  
サトザクラ
は遅咲きの八重桜。
雌しべが、葉っぱに変化した「キリン」?という品種
このように雌しべが葉化してチョロッと見える桜は一葉やフゲンザクラ、ショウゲツなどがあります。

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