何本?(キリ)
「娘が生まれたら桐の樹を・・」ではその時に何本植えればいいのか?その計算結果は、 総桐タンス一棹分で、20年生3本と言うことになります。 三つ子五つ子となると大変ですが、テングス病にかかりやすいこともあり、 一斉植栽は避けるべきでしょう。 材は空洞が多く軽くて防湿効果があり、タンニンを多く含むことで防虫効果があり、 古くなると耐火性も強くなるということで永く着物を守ってくれるタンスになります。 美しい木目から木理(キリ)というようです。
〈右画像〉 桐の木の真ん中に穴が空いてるのは成長点の跡
現在桐材はほとんどが中国産、日本では福島県産が過半。 値段はピンから桐(キリ)までで、琴になる桐は一千万/石、並材で八万円/石ほどらしい。