京の橋の上(ギボウシ)


ギボウシ

フイリギボウシ

 ギボウシは、花茎の先が牛若丸と弁慶が出会った五条の橋(17年大河ドラマ「義経」で確認できるかな?)などの欄干の宝珠の形に似てるということから「擬宝珠」と書かれます。
  


ウバユリの新芽

 ギボウシはオヒタシにすると美味しいらしいが、注意が必要なのは左画像の芽出し頃のウバユリ(とっても苦い)にそっくり。
右画像のウバユリの実も宝珠みたいです。
この頃のウバユリは葉っぱが枯れて(歯の抜けた姥みたいに)
実の付いた茎だけが立っています。
栄養を全て次の世代に引き継いだ結果です。

 ギボウシもウバユリも湿ったところでよく育ちます。そういえば小さい頃、手水鉢の横に植えられていたのを思い出しました。


ウバユリの実

ギボウシゴケ科のコケは、凵i胞子体)が、枝先に付くため宝珠のように見えます。
 凾ェ小さいのでイメージを膨らませて下さい。
右画像のナガバノチヂレゴケように、陽あたりの岩の上に黒っぽい苔を見つけたら大体ギボウシゴケ科の苔です。

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