あちちっっ(モクズガニ)
和歌山ではズガニとかズゴーと呼ぶ秋の贈り物のモクズガニ、左のような仕掛けを沈めて捕まえる。正しくはハサミに付く毛から藻くず蟹〈だが、間違ってモズクガニと言う人もいるが、本人は間違いと気付いていないからアチチっとは言わない〉
料理法は、熱湯に入れるとアチチッッと足が取れるから、水から茹でることと、醤油をちょっと垂らして生臭さを消すのがポイント。 そして、食べ方は身や味噌を味わった後の甲羅に酒をつぎ、飲み交わすのが秋の夜の通の楽しみである。
二人で2匹、酒一升がスタンダード。