森林(もり)づくり(ヤマガラ)


「ごんべが種子蒔きゃカラスがほじくる」といいますが、
木の実を枝の割れ目や朽ち木に播種する(貯食)習性をもっている鳥がいます。

ヤマガラは、種子を運ぶ習性とともに、葉を食べるガの幼虫などを捕えることで、
特定の昆虫が増えすぎることがないよう森林生態系の維持にも努めています。
その点は森林(もり)
づくりに頑張っている「わかやま森林(もり)と緑の公社」という団体に似ています。
その姿もまたその団体と同じく、
樹上高く見ることが難しい鳥ですが、ツツピー ツツピーと鳴く声で、近くにいることがわかります。
また、おみくじ挽きの芸が上手な個体は、籠中にいることもありますが、このような場合森林(もり)づくり効果が期待できません。
〈おみくじひきの芸はその習性がバージョンアップしたもの〉 

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