安諦(あで)小学校(トリノフンダマシ)
有田川の上流、板尾にある安諦小学校で林典雄校長先生に見せていただいた下段の画像です。 およそクモらしくない姿の小さな宝石トリノフンダマシは私にとっては憧れのクモのひとつです。 子どもたちが捕まえたのだということでした。 山村という自然のなかで互いに友達のように触れ合う先生と子どもたち、 毎日こんなにすばらしい発見をしている先生や子どもたちがとってもうらやましく思いました。
ツシマトリノフンダマシは雄が発見されていないという珍しいクモ、長崎県対馬で最初に発見されたので対馬と付いています。 黒い星をちりばめた宝石です。
腹が紅いことからアカイロトリノフンダマシ、鳥の糞というよりは幸福の虫テントウムシによく似ています。
ヒメツチハンミョウは土の中で孵化した幼虫が花にやってきたマルハナバチにくっついて移動し、 そのマルハナバチの巣で育つというヘンテコな虫 春の校庭で見つけることができるということです。 でも、アオカミキリモドキなどと同じように皮膚に付くと水ぶくれ炎症を起こすカンタリジンという物質をだすので触ってはいけません。