ピテカントロプスカタツムリ T(モノアラガイ)

メダカなどの淡水魚を飼っているといつの間にか小さな黒い貝が増殖しています!!
指で強くつまむとつぶれてしまいそうに皮の薄い貝です。

この貝にはエラがなく、水面に出て直接空気呼吸を行う有肺類。
陸上へ移る直前の貝(原カタツムリ)と言えるかもしれません。

水面のモノアラガイ   空中のモノアラガイ

この小さな貝には右巻きと左巻きがあって

右巻きはモノアラガイ
左巻きはサカマキガイ

サカマキガイは熱帯魚用の水草にくっついて日本へやってきた外来種です。

他のカタツムリのような頑丈な殻でなく、薄い殻のウスカワマイマイ

陸に上がったモノアラガイと言えるかも・・・・。

ウスカワマイマイは他のカタツムリのように殻の口の部分が反り返らず、
黄褐色で丸っこい形の殻には筋状の模様がみられません。

〈ウスカワマイマイからうすかわ饅頭を連想した人は甘党です!!〉

磯に行ったらずいぶん海水から離れた岩のくぼみに集合しているタマキビガイは、海水が嫌いな陸上志向ですが、モノアラガイやカタツムリと異なるところは蓋がついているところと、肺ではなくエラで呼吸するところです。

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